プログラミング的思考を身に付けるには、抽象化して捉える力を学ぶ必要があります。プログラミングは文字を書くことが仕事だと勘違いしている人は多いです。ただ知っている知識をプログラムに書くだけでは仕事にはならないでしょう。実現したいことを抽象化して、本質は何かを捉えることが大事なのです。
本質を捉えられたら次に作りたいものを実現するために、課題となる問題を洗い出して分解します。分解して理解する力を学ぶことはプログラミング的思考では重要な要素です。理解できるとどのように進めていけばいいのかという道筋が見えてきます。
しかし、道筋が見えたとしてもたどり着くまでの計画が作れなければ、目的のものを作り上げるのは難しいでしょう。
そこで重要になるのは、順序立てて計画を組み立てる力です。プログラミング的思考ではゴールを決めてたどり着くために計画する力を養うことができます。計画ができれば順序立てて物事が進められるようになります。ゴールがはっきりしているために寄り道をしなくて済むのです。
もう1つ学ぶことは、分析してベストな手法を導き出す力です。例えば、屋台を出すときにラーメンと焼き鳥どちらがいいかを分析することは大事でしょう。分析すればどちらが売れる確率が高いかを判断できます。
プログラミングでもどの言語を使うと作りやすかを判断する必要があるのです。言語によってできることが違うため、作りたいものによって最初に決める必要があります。